インドは2回だけ行ったのですが、旅におともしてもらったのが、1回目は地球の歩き方。2回目はロンリープラネット。

1回目は、北インド中心で、たったの2週間でコルカタからデリーまで横断する旅だったこと、周りの人に助けられたおかげで、歩き方だけでもほぼ困りませんでした。

でも2回目の旅の準備をしようと思ったとき、特に電車の路線やスケジュールについて、歩き方の情報が圧倒的に欠けていることに不安を覚えて、ロンプラを使ってみることにしました!聖書みたいに分厚いし、英語だし、写真少ないし笑、不安もあったのですが使ってみてやはりよかった!







ロンプラをインドバックパック旅行に勧める理由

①電車、バス移動の情報が豊富
バックパッかーはほとんどの都市を、電車かバスで移動すると思いますが、歩き方はそれらの移動手段の紹介はしているものの、出発時刻や便名など詳細は記載されていません。

インドの電車はチケットを買うときに、
・乗車日
・乗車駅(都市によっては複数発車駅がある)
・発車時間
・電車の路線名、特急名
などの情報を自分で事前に調べてからチケットオフィスに行って、予約表に記入して、窓口に並んで、チケットを購入します

ネットを使えば調べられないこともないのですが(ネットでも買えなくはないですが、現地の携帯番号が必要なので外国人には難しい)、ネット環境がいまいちだったり、移動中に次の大まかな予定を立てたいときなど、ロンプラの電車リストがとても役立ちました。それぞれの都市の項目の後半に、必ず移動手段に関するページがあります。そこに、目的地までの電車名、発車と到着時間、所要時間、料金のリストがあります

インドのチケットオフィスは、地元の人やバックパッカーがいつも殺到して混んでますが、自分で電車名調べていかないと、手助けしてくれる人がほぼいません。みんな自分がはやくチケット買いたいので必至です。笑 窓口の人も「自分で調べてこい」で終わることも多々。事前にちょっと調べて置くことで、チケット購入がすっごくスムーズになります。というか、調べるのは必須です。もちろん宿の人が調べてくれることも多いですが。

私のように、割とスケジュールを立てて旅をしたい人には、断然ロンプラがおすすめです。



インド南部の情報が豊富!
地球の歩き方が、もうちょっと親切だったらいいのにと思うのは、インド南部の情報が少ないことです。1回目のインド旅のあと、南部のバンガロールという町へ移動し、インターンしました。旅ではないので、助けてくれる人もいて大丈夫だったのですが、何と歩き方のバンガロールに関するページが4ページほど。本当に情報がなく、宛にできませんでした。

インド旅をする日本人の多くは、北インドを目指すようです(私もでしたが)。インドと言えば、ガンジス川やタージマハルのイメージが強いのだと思います。しかし、欧米人は、北インドは治安が安定しない地域が多いことが当たり前の認識ですし、南インドのバカンスへ静養に訪れることが多いようです

そういう旅人が多いからなのか、ガイドブックがそうだからなのか、どちらが先かは分からないのですが、、道理で歩き方は北インドの情報がほとんどを占め(情報の絶対量はロンプラより少ないです)、ロンプラは北インドも南インドも同じくらい?の印象です。

ユーザーの声もあると思うのですが、歩き方ももっと広くインドのことを記載してくれたらいいのになと思います。本当にそれだけを頼りにインドへ行くバックパッカーも多いみたいですし、危機管理ができていない危なっかしいバックパッカーさんもたくさんみかけました。実際、お金をだまし取られるだけならまだましですが、命の危険に会う人もいます。どこから情報を得るかも危機管理の一つですが、インド=北インドに行かなきゃ意味がないと思っているような人や、わざわざ危険なところに「危険である」と言う意識を持たずに訪れる人が増えてしまわないようにと思います。せっかくの旅なので、楽しい思い出をつくって帰りたいですよね。


それから、バラナシなどでよく現地の悪ガキに「地球の迷い方!」と指差されることがあります。笑 歩き方を持っていると、日本人ってことが一瞬でばれます。適当に会話を楽しむこともできるのですが、カモにされる可能性もあることも忘れないでおきたいです。



現地の人との会話のたねに!
もう一つ、ロンプラ持っていてよかったのは、現地の人との会話のたねになること!インドの人すべてが英語を流暢に話したり、読めたりする訳ではないですが、日本語を読める人口より英語を読める人口が圧倒的に多いことは自明です。電車などで同じボックス席になった現地のインド人に、「ガイド見せて!俺の地元はこの町だ!」なんて話かけて貰うこともしばしば。欧米人のバックパッカーにおすすめ聞く時も、ロンプラ見せながら「ここの宿よかったよ〜」って教えてもらうことも。

やはり、共通言語である英語で情報収集することは、そのような利点もあると思います!



歩き方ももちろん読んでおければベスト!
歩き方も、母語の情報が一番分かりやすいのはもちろんですし、一般的な情報を得るにはとても重宝するとは思います。特に、「こんな騙しの手段がある」「こんな被害に会う人が多い」といった情報は、日本人特有のケースだったりするので歩き方を一読すべきです。歩き方を持っているのに、なぜか、超メジャーな手段に引っかかっている人が多いです。未然に防げるものは、防ぎたいものです。




※こちらもKindle版でている!書き込みとかしたいので、紙の方がいいかもしれないけれど、、


インドに限らず、海外を訪れるときは、十分に情報収集することが大事だなと思います。素敵な思い出をつくれますように。




ニボンゴからバスで7時間くらいかけてやっと辿り着いたシーギリア。バスで一緒になった人がたまたま日本人の方で、一緒に行動しました。もう夕方近かったので、宿にチェックインして、明朝登る予定のシーギリアロックの登り口を下見に行こうと出掛けました。

シーギリアロックの入り口と出口は違うみたいで、ゲストハウスの集まるエリアから10分くらいだけ歩きます。出口あたりでセキュリティさんに「もう今日は終わりだよ〜」と言われて、少しお話していたら、スリーウィラーのドライバーが寄って来て「夕日とシーギリアロックを見れるいい場所がある」と。怪しいなと思いつつ、絶景というのでやることもないしまあ行ってみるかとなりました。

シーギリアロックの入り口あたり、猿の親子が
















怪しい登り口に到着、、岩山をのぼる、、
着いたのは、Pidurangala Rockという岩(+お寺?)。シーギリアロックの出口から10分かからないくらい。入場料タダで、かつスリーウィラーである程度まで登れるのかと思っていた私たちは、500ルピーくらいの入場料にどうしようか迷いました笑 でも20分くらいの山登りだ!とドライバーのおっちゃんが言うので登ることに。


確かに30分くらいしかかからなかったのですが、、、きつい!上り道がきつい!まあまあ登山でした。笑
最初はちゃんと階段状になっていて道が分かります。15分くらい登るとそれがいったんなだらかになって、涅槃像が現れます。ここからもっと上に行けるはずなのだけど、どこにも道がない、、うろうろしていると、ドライバーのおっちゃんが心配して来てくれました笑 ※実はおれがガイドすると言ってきたのですがまたお金払うのもいやなのでお断りしてました。

最初からおっちゃんにお願いしていた方がよかった。そこから道なきところを、というかむしろ、岩を登っていきます。女子二人ではだいぶ厳しかったと思います。とりあえず言われるがまま上を目指して頑張って登ると、すごーーーーい絶景が!!!


シーギリアロックより絶景!最高な夕日スポットが出現、、
シーギリアロックひとりじめ



岩肌に寝転がって夕日見たり

シーギリアの町を一望









































私は正直、次の日に登ったシーギリアロックより感動しました。。この開放感と、美しい夕焼け。上に登ったら欧米人もちらほらいましたが、全く混み合ってなく、みなさんのんびりモード。本当に岩の上なので、場所によってはスリリングですが、360度どこを見ても絶景。これは登って本当によかったなと。


一人だったらずーっと写真撮ってうっとりしていたと思います。夕日が沈むぎりぎりにいったので、あまりゆっくりできず下山したのですが、いままで見た夕日で一番感動しました。ぜひまた行きたい場所。日が沈むと本当にあっという間に真っ暗になるのでご注意ください!



※注意したいこと
・夕焼けを見る場合、少し早めに、時間に余裕を持って登ることをおすすめします。
ドライバーさんや宿の人など、できるだけ安心できる人にぜひガイドしてもらってください。お金を払ってでも、一緒に来てもらった方が安心です。ただし、女性1人の場合、ガイドさんと2人はすこしこわいかもしれません。
・岩の入り口までは自転車でいった欧米人を見かけましたが、日が沈むと真っ暗で照明もなく危険なので、ぜひ行き帰りのスリーウィラーをチャーターしてください


※シーギリアでは夜間、野生の像がでて本当に危険とのこと。ドライバーのおっちゃん、知り合いのお家が像さんに破壊されたと言ってました、、おそろしや。野生のイグアナを見かけたくらいだったので、あり得そうです。



それにしても、シーギリアを訪れたら必ず行きたいおすすめのスポットです。ぜひお試しください〜。


アダムスピークに登ったとき出会ったファミリー+その友だちたちが、お家に泊まりにおいでよと招いてくれました。場面によったら警戒しなくてはいけないし、予定も崩れるので短期旅行だと悩むところですが、あんだけしんどい山を登って、一緒に下って、よい出会いだと信じ、お言葉に甘えてステイさせてもらうことにしました。


そんな訳で、紅茶の産地の一つであるヌワラエリアでの滞在をカットして、ファミリーの住むバンダーラウェアまで行くことに。


アバムスピークからファミリーのお家のあるバンダーラウェアまで
アダムスピークの麓からバスで最寄りの鉄道駅、ハットンまで。1時間くらいかな。下山してきた人で満杯です。
ハットンからちょうど電車に乗ることができて、そこから4時間くらい移動です。


夜中からずっと起きて、かつ壮絶な山登りしたので、電車ではみんなでうとうと。アジア一の絶景と呼ばれる路線で、ところどころで「わあ〜」って声あげつつも、うとうと。本当にずっと茶畑の中を行くんです。かつ、結構な斜面を通る場面も多く、その景色は圧巻です。普段バンコクに住んでると想像できないすごい景色なのですが、ファミリーや他の乗客はいつも乗っているからか、まあ特に反応せず。。(そりゃそうか)とっても贅沢だなと思いつつ、ついに写真一枚も撮りませんでした。


もう一個よかったのは、地元の若者たちが楽器を持ち込んでいて(太鼓みたいな打楽器)、突然歌いだしたこと。これ別にお金貰おうというのでなく、自分たちのボックス席で単に友だちと楽しく歌っている様子。周りも別に日常のことらしく、一緒にリズムに乗ってみたり、無反応だったり。実は別の日にバスに乗った時も歌ってる人がいたりで、愉快な国民性なのねと思いました。そうこうしているうちにバンダーラウェアに到着。小さくて可愛らしい駅。


その駅からお家まで歩くのだけど、映画みたいに、線路の上を歩いていくんです。数時間に一本しか電車は来ないので、みんなの通り道になっているそう。線路って、枕木も思ったよりもごっつくて、幅もまちまちだから、割と歩くのが大変でした。おまけに、ひどい筋肉痛だったので、みんなで手をつなぎながら歩く。そしてちょうど夕暮れ時で涼しくなって。また何とも幸せな時間だなあととても愛おしくなりました。


10分くらい歩いて線路を降りると、可愛らしいお家がありました。


お家に到着!夕食の支度
いくつか面白かったのですが、まずは料理。スリランカ料理興味があったのでまじまじ見てましたが、お母さんは包丁使わず刃がついたやつに野菜を押し付けて切っていました。私は手を切りそうでこわかったけれど、慣れた手つきでさくさくと。その隣でお父さんはココナッツをこまた器用に削ります。

切った素材は、土でつくられた釜に火を焚いてセットしたお鍋へ。その日のメニューは、トマトとお魚(さすがにお魚ここまで運べないと思うし缶詰の水煮)のカレーと、葉野菜とココナッツのカレー(?)。火力が強いからか、あっという間に炒めて、軽くぐつぐつしたら出来上がりです。

みんな自分でご飯よそって、好きなだけカレーをかけて。スリランカも手で食べるんですね。インドでも何度か手で食べたことがあったので、久しぶりに挑戦。やはりできたては熱くて、、でもこのカレーがすごくおいしかったです。辛すぎず、野菜のやさしい味がしました。

もう一個、ダールのカレーもありました

やさしい味のカレー





























食後は紅茶も出してくれて。しかし驚いたのは、その紅茶が激甘であったこと。紅茶の産地は、ノンシュガーで飲むのかと思い込みがあったのですが(なぜだろう、、)、タイとかと同じようにとっても甘いのが好きなようでした。当初はそもそも輸出用に生産していただけなのでしょう。




共同の水浴び場でシャワー
家族のお家があるのはたぶん小さな村で、みんなが共同で使う水浴び場がありました。シャワーに行くかと聞かれて、布を渡され、服脱いで器用に装着。山間のカレンの人たちと同じような感じでした。その格好で水浴び場へ。

そこでみんな器用に体洗うのでびっくりしました。水がものすごい勢いで流れてくるので、わたしは、布が落ちないように必至でしたが笑 

次の日、明るい時間に同じ場所で洗濯手伝っていて気がついたのですが、こんな自然の環境なのに、やっぱりシャンプーは化学品使ってるのですよね。当たり前っちゃ当たり前なのですが。都市部と違って水処理もされずそのまま使用後の水も垂れ流しなので、これはどのくらいの影響があるんだろうかとふと思いました。おまけに袋がそのまま捨てられてしまったり。外の人間は好き放題言えますが、少し心配になりました。世界遺産も多くあるし、コロンボの町はすごくきれいに見えたので、国としても自然守るためにいろいろ政策打っているのだと思うのですが、これからが本当に大変なのだろうと思います。

アーユルベーダとか、自然に根ざしたものを大事に受け継いで来ていて、そんな文化にとても共感するので、これからどのように変化をしていくのか見て行きたいと思いました。。



バンダーラウェアからゴールへ
結局出発がお昼近くになってしまい、、急いで移動。ここからゴールまでがまた大変でした、、。また別の記事に書きます!






京都に住むまで、銭湯というものが身近ではありませんでした。実際に見たことすらなかった気がする、、

たまたま
大学進学で仙台から京都にでて、銭湯がいっぱいあったこと。
そして、国内留学で1年だけ大分にいたとき、身近にお風呂屋さんがあったこと。
そんな環境のおかげで、お風呂の時間が好きになりました。
特に、大分から戻って住んだ京都のお家から徒歩30秒のところに銭湯があったのが、銭湯好きになった理由かな。

気になってはいたもののなかなか行けずにいたのだけど、はじめてその銭湯にいった次の日、朝起きて、こんなにもぐっすり眠れたことにびっくりしたのです。小さい頃からすぐのぼせちゃう人だったのと、1人暮らしで10分くらいしか入れないのに湯船にお湯はるのはもったいないなあと思ってしまっていた私にはとくに。まあ、家の湯船にちゃんと入るひとはいつものことになっていて当たり前なのかもしれませんが。以前バックパックで旅しているときも、シャワーしかないのが当たり前、むしろ水シャワーだけのことも多かったけど、やはり日本のお風呂文化はすごい理にかなってるものなのかなあと。

ちょっとお風呂の良さと銭湯の良さとがごっちゃになりつつあるけど、
やっぱり銭湯の好きなところは、大きな湯船(場合によってはいろんな種類)、高ーい天井、いろんな人が集まってくるとこと(適度な交流があること)かなあ。あの開放感は本当に気持ちいいよなと思います。最初は気恥ずかしくて、こそこそ体洗ってましたが笑、ベテランの様子観察してるうちに、自分もがっつりすっきりする術を身につけました。あと、それぞれのルーティーンとか、日常の一部を垣間みれることも面白く

こどもも広いお風呂で楽しそうだな。
このおばちゃんは、あのおばちゃんとおしゃべり楽しみにしてきてるんだな。
旦那さんと待ち合わせして仲良く帰って行く老夫婦とか。
「あら、今日は早かったから◯◯ちゃん会えないと思ったのに」って嬉しそうなひとも。


きちんと片付けて、次に使う人を思って、帰ってくのも気持ちがいいものです。見てても自分でやってても
一人暮らしだと、まあ基本的に家の中は自分のためのものばかりなのでどう使おうが、次の自分がどう思うかだけで慣れちゃうと楽したりしちゃうのだけど。ほんの少しのことで、気持ちよくなれたりするなってことにも気づけたり。少し前までは、小さなこどもにとってとか、社会を学ぶ場の一つでもあったのだよなと思ったり。


銭湯のメディアないのかなと思ったらやっぱりかわいいのありました。
TOKYO SENTO








京都銭湯芸術祭
これ行きたかったー!毎年やってるのかしら。












そして思い出したけど、住んでいた京都市右京区のフリーペーパー
右京じかん にも銭湯情報載っていた気がする。特集だったかな、、毎号だったかな、、(とにかく割とコンテンツぎっしりの素敵なフリーペーパー)

















そう、いま住んでいるバンコクにも銭湯というか、お風呂屋さんがあるらしいですね。湯の森というらしい。ちょっと高いし、駅から若干遠いのがあれでいったことないけど、そのうち行ってみたいと思う。





スリランカに行くことにして、とにかくあまり情報を知らなかったので、地球の歩き方を購入。ざっと見ながら気になるところをマーク。
その中の一つに、アダムスピーク(スーリパーダ)という山がありました。

あらゆる宗教の聖地(といいつつ、主に仏教徒が巡礼で訪れる)として、12月〜5月のシーズンのみ夜も照明がついて、土産物屋などもでて、みんな夜中から登り始め山頂で朝日を拝む。大人の足で3〜4時間。山頂はとても冷え込むので注意。

みたいなことが書いてあったと思います。
そして私はたぶん、夜中に山を登るってところに惹かれた気がします笑 夜のピクニックみたい!しかも大人の足で3〜4時間で登れると書いていて、私でも行けそう!(のちに体力過信であったとわかります)と思いこみまして、この度の割と高いプライオリティにセットしてしまいました。

(あとたぶん仕事でも考え事していて、何かを越えたいと試練を選んだ笑)


シーギリアからアダムスピークの麓の村までの移動

シーギリア

⇩ バス(3時間くらい)

キャンディ(乗り換えだけ)
ここから電車で行こうと思ってたけど、ちょうどいい電車がない。。
急遽バスに。この路線は紅茶畑を行くので、アジア一の絶景と言われていただけにちょっと残念に思いながらも、、実はバスでも結構きれいなとこ通ります。

⇩ バス(2〜3時間くらい?)

アダムスピークの最寄り駅、ハットン
このバスがまた本数少なく、、すごく待ちました。待ってる間に、同じくアダムスピークをのぼるという家族と仲良くなり、夕飯ごちそうになり。
やっと20時くらいにバスがくる。(夕方、17時以降のバスはおそらくこれだけです)
しかし、そこから人がぎゅうぎゅうになるまで発車してくれず。
何人かの欧米人が待ちかねてタクシー相乗りしないかと言われたのですが、まあ急がないし、バスにしました。タクシーは1500円くらいと言ってたと思います。やっとバスが発車!

⇩ バス(1.5時間くらい?)

アダムスピークの麓の村、ナラタニア
この時点で22時過ぎ。2時くらいから登ろうと思っていたので少し仮眠取りたいのと、バックパック置きたいと思い、宿へ。宿はいっぱいあります。設備はどこもいまいちそうでしたが、まあ数時間しか寝ないし、安いとこでもいいかという感じ。でも歩き方に載っている宿は、参道入り口からちょっと歩きます。10分くらい?くらくて少しこわいです。



いよいよ登山開始!しかし格好を間違えた、、

午前2時。眠たいけど頑張って起きました。


参道へ向かうのですが、あとから気づいた痛恨のミスが。
それはヒートテック+ウィンドブレーカーという格好で行ってしまったこと。

山頂が寒いという情報のみ信じ、なぜかヒートテックをもって行った私。
間違いでした。登り始めてすぐ、「暑い!」と気づく。。
山の麓もまあ夜はかなかな涼しいのですが、動いてたらやっぱり暑い。
ウィンドブレーカー脱いで、ぴったりしたヒートテックで登るというちょっと恥ずかしい感じでした笑(日が明けた帰り道はもっと惨め)

おすすめは、動きやすいTシャツに、フリースやユニクロのダウンみたいな格好を用意していくこと。地元民はビーサンで登ってましたが笑、スニーカーであればトレッキング用なんかでなくても大丈夫です。

そして、重たくても、1リットルはお水もって行った方がよいです。途中お茶屋さんもありますが、お水売っているところが少なく?、私みたいな汗っかきは、1リットルを山頂までもたす為にめっちゃ調整しながら飲みました。



最初の2時間が最大の関門、、

アダムスピークは基本ずっと石段が続きますが、登り始めの2時間がとても大きな関門だと思います。というのも(シーズンなので頂上まで照明が転々と行く先を示してくれているわけですが)あの尖った山頂まで角度が急になるのはかなり先。最初は、進んでるようでなかなか山頂に近づいて行く実感が湧かないのと、わりと緩やかに見えてでも一歩一歩が大きい石段。思った以上に、きつかったです。

しかも足の長い欧米人にめちゃくちゃ抜かれる、、
私そんなに体力なかったかと、本当にめげそうになりました。。

時計とにらめっこしながら、そろそろ1時間半経つけど本当に3〜4時間であそこまで辿り着くんだろうかと不安になりました。何とかここで諦めず、2時間を過ぎると、あからさまに斜面が急になります。でもこれでやっと写真でよくみる、裾のあたりについたということ。ここからはどんどん登って行くのが実感できるので、確かにきついけれど、精神的に最初よりは大丈夫になっていきました

※最初はあまり人気も少ないので、それもめげそうになる原因ですが、もう少し登って行くと地元のスリランカ人だみんなそのへんで座ったり寝てたりします。みんな夜10時ころから登り始めるらしく、そうやって時間をかけて登っていきます。


とにかく無心で登り続ける。ペースも大事。

2時間を過ぎて山登りっぽくなってくると、とにかく無心で登ってることに気がつきました。それまで、「もうやだな、諦めようかな」とか、「巡礼で登っている人たちは大きな目的があるのに、私は一体何の為にこんな試練に挑戦しているのか」って考えたり、考え事ばかりしていました。

でも気づいたら、とにかく一歩先へ、一歩先へと本当にただそれだけになって登っていました。

そしてなぜかいつのまにか、地元の少年二人が私のちょっと先で待っていてくれて、私が追いついてお水飲むとまた一緒に登りだすというリズムができました。ペースメーカーになってくれました。笑 それもあって、後半は一定のペースで。

もうそろそろ頂上が近くなってくると、空がだんだんと明るくなってきます。太陽に追い越されないように、一歩一歩力を振り絞って登って行きます。雲の上になってくるとさすがに肌寒く(汗かいたヒートテック着てるせいでもある笑)、みんな上着を着込み始めます。この辺りで、すでに雲より高いところにきていて、自分が登って来た道を振り返ってみると、ほんとうにきれいなブルーで感動してしまいました。思わず1人笑顔で、うわ〜!て声あげてたと思います。辛かったの忘れてしまうくらい。とってもとってもきれいで透き通った空気で、もうその瞬間を味わえていることが愛おしくって!さらに頂上までのぼる力になりました。(←感動のピーク笑 感動して写真取りそびれました、、)



やーっと登頂!

何とか日が明ける前に頂上に辿り着くことができました!頂上はすごくひろくて、お祈りする場所があります。しかし、朝日を待ち構える人々でぎゅうぎゅう。みんないいポジションで朝日を拝もうとしているので、割とわちゃわちゃしています。

朝やけハンターたち。空気がきれい。


日が昇ってきて、ここまで登って来たんだなと実感































朝日自体は、ちょっと曇り空だったのでそこまで感動せず。笑 もう登頂できたことが感慨深すぎて、余韻に浸っていたと思います。でも苦労して登って来たみんなが同じ方向見て同じものを待ちわびている光景は嘘みたいにきれいな時間だったことは確か。


観光客は、朝日が登ると早々に帰ってしまう人も多いようですが(日が昇ってくると今度は酷暑なので、、)、前日ハットンで出会ったファミリーとたまたま合流した私は、お祈りの儀式に参加することができました。みんなでお祈りを捧げ、言葉はわからないけれど、自分と同じようにここまで苦労して登って来た人たちの思いを想像しながらの時間も、また特別な時間となりました。



帰り道も大変、、行きとは別ルートで、滝や茶畑が絶景!

帰り道は急だけど、絶景!






























儀式が終わって、帰り道もやっぱり相当ハードです。日が照って暑いし、もう足がすでに筋肉痛で、くだりの石段はきつい。でも、急斜面を降りきって、日本寺を過ぎたくらいで道が分かれていて、行きとは別のルートを通ったのですが、ここがなかなかきれいで良かったです。谷のようになっていて、向こうに大きな滝や茶畑が続いていました。土の道なので、歩きやすいですし。


あんなところまで登ったとは、、






























ファミリーと休憩しまくってくだったので、結局麓についたのはお昼くらいになってしまいました。。




とにかく登ってよかった、、泣

本当に本当にきつかったですが、登って良かったです。こんなに自分で自分のことを頑張ったと言ってあげられることは大学受験以来だったので笑(そのくらいきつかった+逃げずに達成できた)、自分の精神にとてもよい効果がありました。以後、すごくすっきりした心地で過ごせているし、私これからも何とかなるな、と思えるようになりました。

ちょっと仕事で疲れていた私には、余計なものを削ぎ落とし、シンプルに生きるパワーを自分の中に感じられるような(それを自信というのか?)、大事な体験となりました。



※注意したいこと

・シーズン外も登れないことはないですが、夜は照明もなくまっくらなようなので、おすすめできません。たぶんものすごくこわいと思います、、

・1週間くらいは、筋肉痛覚悟で!

・一眼持って行ったのに全然撮る余裕がなかった!



またのぼりに行きたくなる気がするので、そのときはまた向かおうと思います。




かれこれ2年半くらいテレビなしで生活しています。
日本にいたとき、もう6年くらいブラウン管のテレビデオ(死語?)を愛用してたのだけど、まさかの雷の過電流でラジオ状態になってからは、新しくテレビを買うことはありませんでした。

タイに来てから3か月ちょっと経って、タイのコンドミニアムにもテレビ備え付けですが、もちろんタイ語だけで、英語や日本語の番組は有料の申し込みしないといけないのと、そもそもテレビのない生活に慣れてしまって、ほぼ付けません。

タイ語もテレビで勉強しようかとも思いつつ、番組構成とかが馴染まず、好意的に見れず。これはまた書きます。



なくても何にも困らなかった!

大学で京都へ引っ越した時は、テレビ大好きで、それでよく親と喧嘩したくらいだったので、もちろんテレビなしの生活なんて考えられなかったのに、いまどうしてテレビがなくていいのか。

やってみて分かったことですが、なくてもなんら生活にまーったく支障がない
私テレビ大好きなひとだと思ってたので、割と大きな発見でした。

・うそとか疑惑とか
・どうしてもいろいろ通すから間接的情報になること
(見比べるにしても時間かぶってるし)
・色がありすぎること
・過剰な表現方法
・意味や意図が不明

確かにそんなのが嫌になってきたのもあります。
精神的に弱っていた時期は、テレビからの情報に過剰に反応して、気分が浮き沈みしていました。(バラエティとか、意味のないものを見てても。とにかくあらゆるものにやられていた笑)
すでにテレビをみることに疲れてしまっていることは分かっていたけど、情報が圧倒的に減ってしまう気がして、なかなか辞めれず(というかやめるやめないみたいに考えたことはなく)。

だから、テレビが壊れてしまったのはいいタイミングでした。
そうなってみたら、本当に、何にも困ることがなかった。

新しいニュースとか、最近の流行とわからなくなっちゃう?なんて思いましたが、仕事で毎日パソコン開くからまあSNSとか、ニュースくらいみるし、大きなニュースは職場の人が教えてくれるし。
そもそもあまり流行を追う友だちもまわりにおらず笑、会話に困るなんてシチュエーションありませんでした。
とくに、好んでみてるつもりだったものも、そんな執着なかったんだなと。あるから、ありものから選んで見ていただけで、全然不可欠なものでなかったです。


テレビやめて頭すっきりしてきた(気がする)

テレビ辞めて、少し頭がクリアになっていった気がします。
自分で必要な時に情報は取りに行くようにしているし、ただ受けっぱなしという状況ではなくなりました。
自分でコントロールできるようになって、気になることがあればいくつか関連のニュースや記事を探して、自分で見比べることも以前より多くなったかもしれない。
テレビ見ると何となく、そんなもんか、って分かった感じがして終わってしまってたりしたかなと。
意味不明に精神すり減らしていたし。




いらないものどんどん捨てて、身軽にいきたいなと思います。




今日は少し旅の話、スリランカに行った時のバックパッカー向け基本情報。

スリランカ、ちょっと前まで全くノーマークだったのですが、知り合いに勧められて、かつ、タイから3時間で行けてしまうので突然興味をもって、行ってみました。

これがもう期待以上で、自然いっぱいなとても気持ちのよい国でした、、すぐに気に入ってしまいました!

シーギリアロック

















【旅のまとめ】

●期間 1週間
●時期 5月のGWのころ、場所に寄って雨期らしいけどあまり降られず
   (高地のヌワラエリアあたりはやっぱり寒くて曇り気味)
●ルート
 ニボンゴ(空港周辺)
 →シーギリヤ
 →アダムスピーク
 →ヌワラエリア
 (バンダーラウェア)
 →ゴール
 →コロンボ
いつもながら、移動が多い
●費用感
 ・ゲストハウス シングル1000円くらい
 ・交通費がばかやすい、、 6〜7時間のバスで200円くらい
 ・食事 200〜300円でカレーがおなかいっぱい
●Wifi
 宿、カフェなどにはだいたいWifiあるけれど、早さはまちまち


●気をつけたいこと
インドとかの20時間〜の移動とかに比べたら主要都市は5〜7時間くらいで移動できてしまう。ただ移動手段(バスと電車)の本数が思ったよりも少なくて、事前に確認しておく&チケット買っておくのをおすすめします。


そして、ブログとか歩き方にある移動時間より+1時間くらいは見ておいた方がいいです。「歩き方さん、全然5時間で着かんやん。」みたいなのほとんどでした。ただ、1週間あれば、回りたいとこ回れました。

ゴールもきれいでした















ちょっと驚いたのは、インフラがとても整ってること。道路がきれいでした、、穴とかあまり空いてない、、?というか国全体きれいでした、、。普段タイに暮らしているからかしら。

そして魅力的だったのが、人が穏やかなこと
コロンボは海辺とかコロンボ大学周辺でにぎやかな若者も見ましたが、ヌワラエリアとかシーギリアとか、とても素朴で穏やかなひとが多かったように思います。アダムスピークで出会ったファミリーのお家に泊めてもらったりした話もまた書きます。心なしか、旅中出会った少ないバックパッカーたちも、気持ちのよい人が多かった。


スリランカ旅の基本情報はこんな感じです。


私がスリランカでやりたかったハイライトは

・アダムスピークに登ること
・アーユルベーダの施術してもらうこと

どちらも私の人生にとっても大きな影響を与えてくれた体験になっていて、、
別の記事で書こうと思います。





インドのことを話していて、コルカタはひどいまちだ!そうだそうだ!って決めつけるように言っている人がいて、たぶんサダルストリートの周辺しか見れなかったのだろうなあ〜と思いました。

私もはじめてのインド、旅のスタートはコルカタで、
とにかく緊張していて、警戒していて、あまりゆっくりみることができず。
そして2回目のインドの旅もスタートはコルカタ。
今度はもうちょっと自分で感じたいなと思っていました。
(結局ダージリン行きを急ぎ、1泊しかしませんでしたが、、それでも違うコルカタが見れたのでその話を。)


同じ宿で素敵な出会い

泊まったのはサダルストリートのマリア。
そこで、素敵な出会いがあったのです。
コルカタの印象変えてくれたのはそもそもこの出会いがはじまり。

ちょうど日本人の方が2人、同じルーフトップの階に泊まっていて、声をかけてくださいました。
1人は、日本で骨董品屋さんをやっていて、かつ、カメラマン。
レイカのモノクロフィルムで、レンガ工場をずっと撮っているようでした。
1人は、日本でアクセサリー屋さん?していて、世界のいろいろなところで仕入れをしている方。

おそらく、2人とも40代くらい、、?
やはり何年も前から、毎年数ヶ月コルカタに滞在し、仕入れや撮影やされているとのこと。
自分の足で歩いているからこそ、渋いコルカタ情報をたくさん教えてくださいました。

私がブロックプリントとか、インド綿に興味があるんだとお話したら、
古いブロックを売っているところを教えてくださったり、
骨董品として仕入れた面白いものもいっぱい見せてもらいました。
そして、バザールとか、ローカルのおいしいレストランやシェイク屋さんも。

その方が仰っていた言葉をあとから本当に実感することになって。

「サダルだけみると、確かに観光地だし、悪いこと考えるインド人もいてひどいめにあったりする。でもちょっとローカルのところへ出てみると、全然違うインドが見れるよ。すごく素朴で、シャイなインド人や、生活の様子が。」


自分の目でみて、感じた、いままでと違うインド!

私もさっそく、教えていただいたバラバザールへ。
(確かサダルからも歩けるし、地下鉄でもいける。)
私、ここで本当に驚きました。
1回目の旅で抱いたインドとは本当に違うイメージのインドに出会えたから。

とても広いので迷って出て来れなくなったらどうしようと、おそるおそるバザールの中へ。
でも、そこではとってもあたたかく私のこと迎えてくれました。
みんなせっせと働きながらも、外国人が珍しいのかちらちら私のことをみています。
あまり英語も話せず、観光客慣れしていないよう。
カメラをもっていたので、ゆっくりカメラ向けると、恥ずかしそうに隠れたり、
俺を撮ってくれとポーズ決めてくれたり。

金属加工してるところ

お肉屋さんで



壁のない床屋さん、きめ顔

















































あまりに人懐っこい姿に、ほっこりするような気持ちだった気がします。
ぐるぐる歩き、写真撮らせてもらいながら、フルーツのお裾分けいっぱいもらいながら、
様子を見させてもらいました。インドって、こんなにほっこり出来る場所だったのかと、本当に嬉しくなりました。


旅で心がけたいこと

旅って、本当にその国のごく一部を垣間みさせてもらっているだけだと思います。
出来るだけ、人から見聞きしたものだけでなく、観光地化された周辺だけでなく
より広くみてみようと思って、実際に自分で歩いて感じて確かめられたらいいなと思いました。

確かに外れると危ないこともあるし、自分の身を守ることが最優先ですが、
私はたまたま素敵な助言をしてくれる人に出会って、
いままで自分が抱いていたインドと全く違うインドに出会うことができました。
それは、とてもありがたいことで。


旅をしているとき、
あくまで、ほんのちょこっとお邪魔させてもらってるという意識と、ここってこういうものって決めつけずに、ちょっとだけ視野を広げてみたり、足をのばしてみること
こういうことを忘れないようにしたいなと思ったのでした。



インドの匂いが好きです。
時々すごく懐かしく思い出すときがあります。


よくインドは臭いと批判されてるところも目にしますが笑、確かに日本とは違う匂いがします。
本当に不衛生な臭いがあるところも結構ありましたが、匂いってとても言葉じゃ表現し難いですが、
スパイス?なのか、お香?なのか何なのか、
3月ころ、少し涼しい時期に訪れたインドの、朝方の匂いが
私にとってはすごく心地よくて懐かしい匂いとして記憶されています。

だから、朝方、まだ日が昇りきらなくて少し風が涼しいくらいにバンコクの家をでてみると、
何となくすごく懐かしい感じになります。何かあの匂いが漂って来そうだと予感がするのに
でも実際は、このバンコクの匂いとは違うから、それがまたインドへの懐かしさを助長します。笑

でも、匂いそのものというより、思い出なのかな。
匂いの記憶って私にとってすごく強いなあと思います。

ふと懐かしい匂い嗅いだとき、「懐かしい!」って思うし、「あのときこの匂い嗅いでた」ってその当時の記憶を結構鮮明に思い出せる。たぶん、インドの旅が私にとってすごく懐かしい思い出になっているんだろうと思います。


ちなみに、外国ってどこも匂いが違ってて、私はドイツが初めての外国だったのだけど、ドイツも日本と違う匂いがして、「これが外国の匂いなんだ!」って興奮し、帰国してしばらくもその匂いがついたものよくクンクンしてました。笑

そして、どの国も、似てるところはあるにしても、全然匂いって違うんだなとのちのち気づきました。

フィリピンに語学留学に行った時も、タイとかで嗅いでたのに近い匂いがして、「やっぱアジア好き!帰ってきた!」と興奮したりしました。笑

でもいまの会社に入ってタイにお仕事で通い始めて、そして住み始めて3ヶ月たったいま、タイはそういう興奮を感じなくなってしまいました、、お仕事の記憶になってきたのか、日常になりつつあるからなのか。むしろ、ちょっと臭いなと感じることもある最近。
基本年中暑いからそりゃ臭うかって思ったりしてたけど、他の国はそうじゃないと思うと何だかさみしくなってきました、、。タイでもよい思い出つくらなくては。笑


ああ、インド懐かしいです。
くたくたに疲れる国ですけど、こんなに懐かしく思わせてくれる国でもあるので不思議。帰ってからしばらくは、もういいかなあって思うのに、やっぱりそろそろ行きたくなってきた。

来年のシーズン、有給とって、レーとラダック行こうかな。
それを目標にしてがんばろう。


お買い物のとき、必要だと決心して出掛けても実際お店につくと
際限なく悩んでしまうので、優柔不断なりに基準を置いています。

お気に入りの言葉、誰かからの受け売りですが、

値段で買おうとしているなら、辞めなさい。 値段で買うのを躊躇っているなら、買いなさい。」

「いい靴はあなたをもっと良いところへ連れて行ってくれるから、いい靴を買いなさい」

一個目とか、買い物にいくと本当に何度も頭の中で反芻します。笑
とても助けられている。自分がいいなあと思うものは買えるようにしたい。わくわくするものなら買えるようにしたい。

(経済力が必要ですね、、First world problem。。)
(でも安いからって買ってたもの全部辞めたら、案外背伸びしたものを買えてしまったりする)

ときめく片付け、、とかって最近流行ったけど、本当だなあと思います。ときめくって感情あるなあと。それを基準にしてみたら面白い。

靴も、いい靴を自分なりに履きこなせる人になりたいなあと思います。一緒にいろんなところへいけるいい靴に出会いたいなあと。

とにかく安いもので、壊れたら買い替えて、みたいなときもあったけど、
やっぱりじっくり思い出つくれないものな。


どうせなら、じっくりお付き合いできるものと一緒に過ごしたいなと思っています。




以前ちょっとだけフリーマガジンの出版社のお手伝いをさせていただいたとき、
経営者の女性にもらった言葉。正確ではないけれど、、こんな言葉をくれました。

「美意識を持つことが大事だよ。結婚してからどんどん美しさが無くなっていってしまう人は案外多い。それは、きれいにすることが誰かによく見られようとする美意識でしかないから。でも自分の内発的な理由で美しくあろうと思う人は、年を重ねるごとにどんどんきれいになっていくものだよ。」

その方は、2人の子どもを持つお母さんで、仕事もばりばりこなす、でもとても可愛らしい、女性らしい方でした。
(らしいって何とも怪しい言葉ですが。)
私と同じように昔バックパックで旅をしていて。当時はお化粧なんてせず、すっぴんで旅をしていたと。

でも色んな国を見る中で、
お化粧とか、衣服とか、身体づくりとか、きれいでいようとすればできる環境にあるのに、どうして自分はそれをしないんだろうと思ったのだそう。
日本でいくらでも選択ができる中で、どうして自分はきれいになる努力を怠っていたんだろうと。

少し価値観が変化したのだと思う。
商業的に訴えられる美しさではなくて、内側からでてくる美意識。
美意識って決して外見だけではなくて、内側をも映し出すものではないかな
お化粧とか、例に出て来たものはその一つの現れ、要素なのだと思う。
お化粧あまりしない国も多くあると思うけど、とっても美しい、パワー溢れる人もいっぱい出会ったし。

それにしても、自分を高めようとすることはとても大事だと思います。
内発的に、美しくあろうとすることは、思っていたよりも大事そうだと思ったのでした。

まだ上手くできてないけど、
自分のいきいきしているときっていつかな。
そういうところからもう一度考えてみたいなと、ふと思い出して考えてみました。




先日、ある方にかけて頂いた言葉、
「あきちゃんの言葉、話は、誰かを変えられると思うよ。発信していたら、どこかに、誰かに引っかかるかも知れないよ」

変えられるというのはたぶん、影響を与えることができる、きっと前向きに、ということだと思います。素直にとても嬉しくなりました。

人を変えられるなんて思っていないけど、誰かがとても前向きだと思える方向へ向かうきっかけや、一押しや、わくわくする気持ちに貢献できるならそんな嬉しいことはないと思います。

本当に自分の思いが詰まった経験を話すとき、それが人に届くかどうかは、話し上手かどうかだけでなないと思います。それを実感したのが、3年前にTED×SFCで聞いた向田さんのスピーチ。

TEDというととてもパフォーマティブなスピーチをイメージしがちでした。ちょっとジョークも交えたりしながら、あんな話し方をみんなするのでしょうと。しかし、向田さんのトーンは終始落ち着いて、最初はちょっと低すぎるくらいに思えました。

でも聞いていて、一つ一つの言葉に思いが詰まっていて、重みとか、情熱をすごく感じて。考えて考えて選ばれた言葉たちなんだろうと。大事に言葉に込められていると思いました。

思いが込められた言葉は強くって。パワーそのものだと思う経験や苦労があったり、何度も口に出すことで「違うな、しっくりこないな」とか繰り返されて自然とそうなるべく精査された言葉は強く、届くと思うのです。

一度でその的確な言葉が出てくることはあんまりない。
ちょっと出してみたけど、スルーされたり、こてんぱんにされたりすることもあります。
でもそんなことを繰り返して、本当にこの言葉ではないのか、でもやっぱり自分の思いを託すべきはこの言葉か。

誠実に、そんな問いを繰り返していきたいなと思いました。

励みに。



すきとか、大切っていう気持ちはいちばん大事にしたい。
できる限り、声に出すようにしたい。
伝えたい。

愛のあふれるひとになりたい。

強くてやさしいひと。



こんにちは。

毎度、長らくご無沙汰してしまいました。
いろいろごちゃごちゃして、バンコクで働くことになりました。

去年入社した同じ会社でタイオフィスつくったので、そこで。

整ってないけれど、仕事がすこぶるたのしくなって来たこの頃。

もうちょっと更新していきたいな。